2011年1月10日月曜日

おわび:ブログやっぱりもどします。

昨年11月にこちらのBLOGGERブログに移行したのですが、この2ヶ月弱つかってみた中で、運営上いろいろと更新作業に手間取ることがわかりました。

URLの移行などをお願いしてご迷惑をおかけしていますが、「ランドスケープをしよう」管理人ブログを、一時的に元のlivedoorblogに戻します。どたばたしてしまってごめんなさい。

(移行先)
「ランドスケープをしよう」管理人ブログ
http://blog.livedoor.jp/landscapedesign/

毎日更新まで戻せないと思うのですが、更新作業が楽な分、 更新もこれまで以上に行いたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

ミヤガワ

2011年1月6日木曜日

本の新旧リサイクルのカタチ


最近、 地域の小さな図書館や人が集まるにいくと、左の写真のように、古い本を持ち寄って、あとは自由にお持ち帰りください、というようなサービスを見かけるようになりました。

いや、こうしたことは、昔からあったかな。
たとえば、バスや船の乗り合い場の隅っこには、無期限貸し出し図書館というような、 古ぼけたカラーボックスに、いろいろな本が置いてあったように思う。

それが、まあ今では、いろいろこんな本の物物交換も見直されて、新しい図書館でも行うようになった ということでしょうか。

僕は個人的にも、本を捨てるっていうことに、なんだか罪悪感を感じる方なんですが、やっぱりこういう人って多いんだろう。

ちなみに、最近こういう本の物物交換をスマートというかおしゃれにしたのがD&DEPARTMENTD&DUSED BOOK。(写真下)

このポスターは、マルヤガーデンズでみかけたのですが、一画に、棚が置かれていました。
まだ棚は1つだけだったのですが、こうしたコミュニティとビジネスが一体となった物物交換が盛んになって、この一画が大きくなって欲しいです。

ちなみに、うちの近くには、ブックオフがあって、移動時間に読む低価格のラノベを買ったりして利用させてもらっているのですが、最近、買い取り額が上がってますよね?以前は本の価値って・・・と少し悲しくなったのですが、高く売れたり、いい人に亘ってもらうとやっぱり本の持ち主として、嬉しいです。

2011年1月4日火曜日

あけましておめでとうございます。2011

あけましておめでとうございます。
今年のお正月は寒かったですね。南九州でも積雪があり、はじめてこちらで雪合戦などを楽しみました。
みなさまも楽しい正月をお迎えになったかと思います。

あと、お正月といえば初詣なのですが、うちは大きな神社の隣に住んでいることもあり、いつも気軽にお参りしていますが、やっぱりこの初詣は雰囲気が変わりますね。活気があって楽しいです。

今年は、お隣の初詣だけではなくって、ちょっと足をのばして、息子と海岸沿いの「一ッ葉稲荷神社」 にもお参りしてきました。こちらも大変由緒ある神社です。
また、こちらの神社には、今年の干支である「兎」にまつわる伝説があります。

なんと、その昔、この地をおそった地震により、津波が発生したときに、この神社より白い兎が現れて、津波を蹴り倒して撃退したというお話です。うさぎすげー。

そんなことで、神社の裏には、兎の絵(見えにくいですが2枚目写真の青いところに白兎がかかれています。)が掲げられ、災害厄除けの神様としてもあがめられているということでした。

そんなウサギにあやかって、厄を蹴り倒して、今年も邁進したいと思っております。
本年もよろしくお願いします。



2010年12月31日金曜日

2010年反省会

今年から日記帳を利用するようになったので、はじめて年内のことについてはじめて省みることが出来るようになりました。

この日記つけるってとてもいいですね。
これまでも 一応スケジュールはつけてはいたのですが、より細かく、日々思いついたことをメモするようになりました。
おかげで思考が蓄積できることになったことは、自分の行動や気持ちの整理にはすっごく役立ちました。すでに来年の分も購入したのですが、今回は3年分見返せるものにしました。

それから、今年はツイッターも利用しはじめましたね。
studio-Lの山崎さんに言われて利用するようになったのですが、これまで収集できなかった情報を得られるようになりました。日記帳とツイッターはちょっと手放せなくなりました。

さて、振り返ってみると、今年はまず、3月に僕の恩師が現役を退かれたことが一番印象深かったです。ただ、さすが恩師、その後の活動でお会いしたときは、現役時代よりいきいきしていらして、若返ってました。こういう生き方すばらしいです。

それから、人生での影響としては、 マルヤガーデンズのイベントの中で、全国トップレベルで活躍するアーキテクトたちの行動を身近にみることができて、大変勉強させていただきました。また、東京のデザイナーさんや編集の方ともで合うことができました。
こうした中でみなさんが時間と労力と資金を投資して、人との出会いを大切にしている姿勢は今後自分にもしっかり活かしていきたいと思っています。

反省点としては、今年は資格試験がまったくだめでした。
えーぃ、ちくしょう。まあこれまでがよすぎたというのはありますが、カスリもしなかったのは、この8年なかったです。前向きに今後のエネルギー充填イヤーと捉えて、来年リベンジに燃えます。

それと、毎年必ず1つ以上コンペをだすと決めていますが、大きなコンペには2回だしました。そしてだめでした。1つはちょっと自信というか、気持ちは込めたんですけどね。自分のこれまでのアイデアの整理にはなりました。
あと、コンペではないのですが、とある九州の技術発表会では最優秀をいただいて、賞金ゲット。 でもこれは受賞というより、九州各地のアーキテクトと交流ができたことのほうが面白かったかな。

最後に、ホームページの運営としては、年末に広告を大幅削除したり、スタッフダイアリー(ブログ)もこっちの方に移行したりしたのですが、これも今後の大幅リニューアルの前準備ということで、期待いただければと思います。来年できるかな。

ホームページへの問い合わせについては、今年はちょっと不思議なことがあって、留学へのレポートや、ランドスケープへの質問などが、ないときにはまったくない月と、同じ質問が一度に集中する月があったりと波がありました。コンスタントにお問い合わせがくるように、もっと工夫できたらいいな~。
また、頂けるメールなんですが、なんだかものすごっく丁寧に書いてくださいます。一昔前は、一行「●●のこと教えて」というメールもありました。やっぱり丁寧に、礼儀正しく書いてくださるのは、すっごく嬉しくって、メディアがいうような「最近の若者感」はここでは見かけられないのですが、もっと気軽にご連絡いただいてもOKですよ。お気軽な感想もお待ちしています。

そして、最後に今年当初に立てていた個人的な今年の目標
簡単歩くO脚矯正を目指していたのですが、うん、まだ矯正中。成果あるのか?いや、どうでもいいですね。
では、来年もゆるーく、更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

2010年12月25日土曜日

医療とまちづくりと100円居酒屋

僕の友人に、延岡という町で1年前に開院した榎本 雄介というお医者さんがいます。

彼は、今自分の病院の2階で、毎月第2水曜日に「100円居酒屋」を行っています。

これは、100円持ち寄れば、飲み放題、食べ放題という集いで、地域の皆さんの「居場所」作りを目的として、医者や看護師、市役所職員、大学教員などが中心になって始めました。


店員のかっこをしているのが、榎本くんです。イケメンです。(10月13日のブログから拝借)

100円で大丈夫?とは誰でも思うことなんですが、地域の方が、いろいろ差し入れに来たりしてくれるそうなんです。


榎本くんは常々
「地域医療の目的はそこに住む人を幸せにすること。町全体が元気になり、「ここに暮してよかった」と思えるようにならなければならない、まちづくりと地域医療は一体である」
ということを話してくれるのですが、その一つの形がこの100円居酒屋で見えてきます。


榎本くんと話をして、町づくりの形をいろいろ気づかせてくれました。

将来、彼のまちづくりを取材して、なんらかの形で表現していきたいな・・・が僕のちょっとした夢にもなっています。

他にも榎本くんのブログは、 地域づくり、まちづくりのヒントになることが満載なので紹介しておきます。

 ○ 大貫診療所
http://oh-nuki.com/
○院長ブログ
http://enomo.oh-nuki.mods.jp/

2010年12月23日木曜日

公園探訪:公園の中の吊り橋

この前車で通りがかった公園に、気になる物を発見。

吊り橋だ。。

ちょうどそのときは用事で急いでいたので、その場は通り過ぎて、帰りにその公園に寄ってみました。

吊り橋は、ちょっと寂れた感じの街区公園と、裏山の散策路をつなぐように設置されていて、その境界は、排水路になっていました。

正直、この吊り橋自体のデザインは、派手だし、大げさに感じるのですが、 普通の街区公園に作られているのは珍しかったです。

それに、この吊り橋は、公園の外に向かって作られている。。

この公園区域がどうなっているのかはわかりませんが、もし管理区分を超えて、裏山と公園をつなぐためにつくられた、境界を結ぶ橋というなら、とってもすてきです。そういうことは公共空間ではなかなか難しいことなのです。

まぁ、もしかすると、この裏山とこの公園は同じ公園区域なのかもしれませんけど。。(きっとそうなのでしょう。フェンスがありますが、水路への転落防止柵でしょうから。)

でも、ちょっとどきどきしてしまいました。
まぁそれぐらい、公園と他の地域を結ぶデザインというものに僕はあこがれています。

僕は境界のデザインって大事だと思っています。(特にエコロジカルデザインはほぼ境界のデザインですから。)

それはつまり、つなぐデザインになるからです。

よく日本のランドスケープデザインは、造園的な成り立ちから、箱庭的・境界的と言われますが、よりオープンに開かれることは、ランドスケープの役割と思っています。

これまでも、こういう公園区域外までデザインを提案して、いろいろな行政の縦割りを超えて実現した経験は何度もあります。


やっぱり公園というものは、公園区域内にとどまらず、より広いエリアから捉えて結びついていかないといけないですね。

2010年12月21日火曜日

廃校舎と古民家でかまど料理体験

今回、昨年廃校になってしまった学校と近くの古民家をつかっての「かまど料理体験教室」というものに参加してきました。
かまど料理も魅力的なのですが、廃校になった小学校を使ったイベントに参加するのも初めて。

この小学校は、ごらんの通り、 136年もの歴史があった小学校のようです。
校庭には閉校記念碑 がたてられています。校舎はまだ新しく、地域活動の場として利用されているようです。右は、小学校の図書館の入口ですが、デッキとベンチがかわいらしいです。

さて、まずは家庭科室(机が3つしかない、かわいい教室です)を利用して子供達の材料切りです。

メニューは「豚汁」で、新鮮な土付きの野菜がならびました。

教えてくれる先生は、この地区の婦人会のみなさんと親がつとめます。


野菜をきった後は、 学校から100mほど歩いたところにある二見家とよばれる古民家です。

薩摩藩の境目番所の一つである「去川の関」の御定番役の屋敷です。

こちらのかまどをつかって、豚汁とお米を炊きました。
かまどの煙がもくもくと屋敷を覆いますが、やっぱり子供達は大喜び。

1時間ほどかけて、火の番をして、できあがった料理は、みんなで囲炉裏を囲んで仲良く食べました。

このお米のおいしいこと!!

ご米だけでにこにこです。
思わずこの恵みに感謝してしまいました。

今回は、市のイベントとして、廃校となった小学校と、古民家を舞台に体験学習をしましたが、忘れては行けない地域の営みについても考えることのできる体験でした。

せっかくすばらしいものが地域に残されているので、今後も積極的に地域づくりにいかしてほしいと思います。