この前車で通りがかった公園に、気になる物を発見。
吊り橋だ。。
ちょうどそのときは用事で急いでいたので、その場は通り過ぎて、帰りにその公園に寄ってみました。
吊り橋は、ちょっと寂れた感じの街区公園と、裏山の散策路をつなぐように設置されていて、その境界は、排水路になっていました。
正直、この吊り橋自体のデザインは、派手だし、大げさに感じるのですが、 普通の街区公園に作られているのは珍しかったです。
それに、この吊り橋は、公園の外に向かって作られている。。
この公園区域がどうなっているのかはわかりませんが、もし管理区分を超えて、裏山と公園をつなぐためにつくられた、境界を結ぶ橋というなら、とってもすてきです。そういうことは公共空間ではなかなか難しいことなのです。
まぁ、もしかすると、この裏山とこの公園は同じ公園区域なのかもしれませんけど。。(きっとそうなのでしょう。フェンスがありますが、水路への転落防止柵でしょうから。)
でも、ちょっとどきどきしてしまいました。
まぁそれぐらい、公園と他の地域を結ぶデザインというものに僕はあこがれています。
僕は境界のデザインって大事だと思っています。(特にエコロジカルデザインはほぼ境界のデザインですから。)
それはつまり、つなぐデザインになるからです。
よく日本のランドスケープデザインは、造園的な成り立ちから、箱庭的・境界的と言われますが、よりオープンに開かれることは、ランドスケープの役割と思っています。
これまでも、こういう公園区域外までデザインを提案して、いろいろな行政の縦割りを超えて実現した経験は何度もあります。
やっぱり公園というものは、公園区域内にとどまらず、より広いエリアから捉えて結びついていかないといけないですね。
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