現在、横浜でAPEC首脳会議が開かれていますね。
最近は世界でのAPECの影響力も大きくなり、今後の世界の行く末にも大きく影響する会議とあって、ずいぶんとものものしい警備もされていると聞いています。
さて、僕も実は、APECの名前のついた資格を持っています。
APECエンジニアという資格です。
簡単にいうと、APEC加盟国内に共通したエンジニア(技術者)の資格で、同一条件の効力をもつ技術資格者を認定して、技術交流を活性化しようというものです。
私はそのAPECエンジニアのEnvironmental(環境)を取得しています。
(APECエンジニアの分野は11分野あり、「Civil」「Structural」「Geotechnical」「Environmental」「Mechanical」「Electrical」「Industrial」「Mining」「Chemical」「Information」「Bio」)があります。国際資格には、その他、EMF(Engineers Mobility Forum)国際エンジニアというものもあります。)
APECエンジニアは、一定の条件を満たした技術者の申請により審査され、資格を得ることができます。
まあ、この申請が、正直大変でした。はぁ。。
まずはCPD登録という、技術研鑽のポイントを必要数獲得して申請します。たとえば、業務以外の技術向上のための講習や発表などですね。それから、業務経歴の概要などの書類を用意して、それらを日本語と英語の書類で提出します。
それから書類審査になるのですが・・僕はいろいろ不足があったりして、ずいぶん審査の人を困らせてしまいました。
APECエンジニアは5年ごとの更新なのですが、次回更新がとっても気が重い。。
さて、今のところ、このAPECエンジニアの活用どころはまだないのですが、視野の広いネットワークにも生かせればと思っています。
まぁ、国際的な技術者交流などにおいても、このAPECが関与しているというお話でした。
Apecエンジニアをとるのには、技術士の資格が必須と思ったのですが、環境部門では、それ以外でもとれるのでしょうか?
返信削除私がAPECエンジニアを取得したのは技術士からですね。環境部門と建設環境も取得しているのでENVを選びました。civilでもよかったのですが、環境の方が世界とつながりやすいと思ったので。
返信削除APECエンジニアをとったことによる具体的な利点は何なのでしょうか?
返信削除未だこの資格が浸透していない中ではいろいろなところで議論されていますね。本末転倒なんですが・・。ただ業界的には、行政発注者から技術加点される場合があります。
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