僕が1級造園施工管理技士を取得したのは、もう十数年も前になるのですがその試験の帰りに今でも忘れられないいや~な体験をしました。
福岡での試験の帰りに、試験会場からバスに乗ったのですが、 そのバスの中で、他の施工管理試験の受験者が造園施工管理技士について話していました。
「造園施工管理技士試験なんて、簡単だからいいよな~」
「あんな試験取る必要あるのか?造園なんて土木の下だろ~」
「木とかが問題だろ?俺たちは管とか規格があって大変なのになぁ」
ムカムカムカムカ。。
(╬⓪益⓪)
怒りゲ-ジMIN■■■■■□MAX
たぶんその時の僕、すっごい顔してたと思います。
でも、この経験が、僕のその後の資格取得(特に技術最高資格の技術士で造園を表現する自己満足プロジェクト)や、造園やランドスケープの普及や向上活動にも結びついている(1級造園を取得後、「ランドスケープをしよう」を立ち上げた)と考えるといい経験だったのですけどね。
そして時は移り。。
景観緑三法が制定され、 緑の潜在的な価値が見直され、NHK朝の連続ドラマのヒロインの職業にもなり、造園の社会的な価値や必要性が高まっている今では。。
「(造園施工管理技師は)施工管理技士のうちで最難関である」
BY wikipedia:造園施工管理技士
ひゃっほ~!!!!
ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
いや~いつのまにやら、こんなことになっていたんですね。
造園施工管理技士の皆さんにはどーーーんと胸を張って欲しい!!
「平成21年度の1級造園施工管理技士の最終合格率(一次合格率32.7%×二次合格率25.3%)は8.2%であった。 」
・・・・いや、これはちょっと難関すぎてない?
造園施工管理技士を取得してから、20年が経ちますが、当時でも、決して易しいとは思いませんでした。ただ、造園からランドスケープへとつながっていくためには、大切な資格ではないかと思います。
返信削除受験も理解もなしに造園を語られて悔しかったのですが、今では樹木等の知識をもつ資格として、一般の人達にも認知されるようになり嬉しく思っています。
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