2010年12月17日金曜日

ロータリー交差点

とある地方の町で車を走らせていると、店舗看板に「ロータリー」前という表記を見つけました。
「お、めずらしいなぁ」
と、思わず方向転換。

ちょっと主幹道路からはずれたところに、立派なロータリーを発見。
でもそれでも交通量は多く、けっこう新しい感じ。

実は、日本のロータリー交差点というのは、かつては、大規模なものが全国であったものの、いろいろな要因でずいぶん廃れてしまいました。

Wikipedia
ロータリー交差点

僕もこれまで大きなロータリー交差点は、白黒写真でした見たことがなかった(駅前広場等のロータリーはのぞきます)ので、しばらくロータリーの片隅で、車の流れを楽しんでしまいました。いや、用事の途中でそんな時間はなかったんだけども。

英国の地方都市を訪れたときにはロータリー交差点(ラウンドアバウト)を見ていたので、日本でもつくれないの?って道路技術者に聞いたことがあったのですが、道路交通法などの問題でつくれない、って言われました。

でもこうして、立派なロータリーが可動しているし、町中にぽっかりオープンスペースができるのは、景観的にも防災的にもよさそうだ。町と町との境にあると、シンボルになって楽しそうだ。(それに昔から多岐の道路は鬼や幽霊が迷うので厄よけに集落入口にはつくられていたっていうし。)
都市の中では、公園にはならないけれど、工夫すればビオトープ的なサンクチュアリにもなりそう。

ロータリー交差点の利点が見直されているという声はずいぶん前から聞いているので、今後のまちづくりの手法事例として期待してみよう。

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